Elimu ni taa, gizani huzagaa

Elimu ni taa

Elimu ni taa, gizani huzagaa

学問とは灯り、闇の中で輝く

そう、学問は闇を照らすものでなくてはいけない。
間違っても、細菌兵器やコンピュータ・ウィルスを作っちゃいけない。

昔、うちのお手伝いさんで一人、とても頭のいい子がいた。
でも小学校しか出ていなくって、それでも読み書きはしっかり出来て、うちの娘たちと一緒に本を読んだりもしていた。

その子の姉が、ハイスクールを出て大きな会社に勤めているというので「なんであなたは上の学校へ行かなかったの?」と尋ねたら、自分が進学する時期には親が貧乏をしていたので、という答だった。

彼女の夢は、タイピストになりたいというものだった。
お手伝いをしてお金を貯めて、養成学校へ行きたいと言っていた。

でも、うちで彼女の兄と弟も雇っていたんだけれど、その子たちが盗みをしたので辞めさせたら、結局彼女も一緒にいなくなってしまった。
あのまま続けていたら、夢が叶ったかも知れないのに。。。

タイピストという言葉に、時代を感じますね。

 

2012年11月12日 | カテゴリー : E 始まり | 投稿者 : nyamburra

Chema hakidumu

Chema hakidumu

良いことは長く続かない

ことわざの本によると、この日本語から受けることとはチト違うニュアンスが・・・。

日本語だと、どちらかといえば「おごる平家は久しからず」式の、戒めに近い形で使いませんか?
“良いこと” というのが、絶対的に良いことではなく、その人だけが特典的に “良い目” を見てるような状況が、長続きしないという感じで。

そういう意味を書いている諺の辞書もあるのですが、なかには、(絶対的な)良いことというものは長く続いてはくれないものだ、と書いているものもあります。

別な本では「よい人は長生きしない」って書いてあります。
それではいいことをしようと思う人がいなくなるじゃないですか

 

2012年11月11日 | カテゴリー : Ch 始まり | 投稿者 : nyamburra

Akiba haiozi

 Akiba haiozi

Akiba haiozi

備蓄は腐らない

こういう諺を持っていながら、東アフリカの人の多くは、まるで江戸っ子です。
そう、宵越しのお金は持たないんです。

お金を持っていると、持っているだけ使ってしまう感じの人、使用人には多かったです。
賃金を渡した次の週には「前借りを・・・」なんて言ってくるんです。

それも、急に入り用になったようなことではなく、家計費だったり、子どもの学校の費用だったりという、要るのは分かりきっているお金なんですから、度重なると腹が立ってきます。

うちの使用人たちだけでなく、友だち(タンザニア人)のところでも同じでした。
そして、前借りが多くなってしまったら、ある日突然どこかへ行っちゃっう。つまり姿をくらますのです。

貯金しろとまではいわないけれど、せめて1ヶ月分の賃金は1ヶ月で使うという金銭感覚だけは、持って欲しかったです。

 

2012年11月10日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra

Kila ndege huruka kwa ubawa wake

Kila ndege huruka kwa ubawa wake

どの鳥も自分の羽根で飛ぶ

第一回目ということで、一番好きな諺を選びました。

自分で、自力で事に当たるということを教えてくれるとてもいい諺です。

でも、他人様を当てにしている人って、多いですよね。
「人の褌で相撲を取る」っていう、真逆の人。

最後の部分は、幾つか言い方がありますが、どれも意味は同じです。

kwa bawazekwa mbawaze などです。

2012年11月9日 | カテゴリー : K 始まり | 投稿者 : nyamburra