Palipo na moshi hapakosi moto
煙が上がっているところには火がある
何事かが起きるというのは、必然があってのことだという意味だそうです。
火のないところに煙はたたぬとまったく同じ言い方だけれど、日本とはちょっと使い方が違うみたいです。
似たような諺だと、つい自分の言語の感覚で使ってしまうことがらあるので要注意ですね。
methali とは諺という意味です。
時に応じて諺が出てくるようになりたいですね。
Njia ya mwongo ni fupi
うそつきの道は短い
つまり、いずれ嘘はばれる。
嘘つく人って、嘘とバレてもまた別の嘘を重ねますよねぇ。 飽きないというのか、懲りないというのか、平気だったりします。
昔の同僚は、嘘と判っていることを、面白可笑しく話して、みんなを喜ばせていたけれど、あれは特異な才能だったなぁ。
だって、本人も聞き手もみんな嘘と判っていて、それでも真面目に聞いていたのは、なんだったんだろう?
ある種、落語みたいなものだったのかなぁ。
タンザニアにいたときに悩まされたのはお手伝いさんたちの嘘。
こっちが外国人なのをいいことに、いろいろ騙してくれました。
でも、日本人の家庭と違って、うちは夫がタンザニア人なんだから、夕方に戻ってきて話したり相談したりしたらすぐバレるのにね。