Meno ya mbwa hayaumani
犬の歯は傷つけあわない
恐ろしげに並んだ犬の歯も、互いを傷つけあうことはない、という意味です。
でも人間同士は、愚かにも戦い傷つけあう…
これは永久に続くのでしょうか。
悲しいことですねぇ。
特に最近、世界各地で宗教対立、民族対立が激しくなり、
加えて領地問題や地下資源がらみでいざこざが至る所にあって、
本当に人間って情けないなと思います。
methali とは諺という意味です。
時に応じて諺が出てくるようになりたいですね。
Mchagua jembe si mkulima
鍬を選ぶ人は農夫ではない
弘法筆を選ばず、という意味ですね。
うちの畑で働いていた子達は、けっこう文句を言っていましたねぇ。
鍬が切れないだとか、鉈が鈍らだとか。
帰りの車の中で、そういうあの子たちのほうが鈍らなんだよと、いつも夫と言っていました。
畑に置いていたのは20歳を過ぎた男の子達だったのですが、私たちは週末に行くだけで、それも行かない週もあるので、かなり怠惰な仕事ぶりでした。
賃金はちゃんと支払っているのに、まともに仕事せず、畑で作ったものは、私たちが週末に行く前に近くの市場で売ってしまうという有様。
まぁ、家庭菜園を大きくした程度の畑なので、売ってもたいした稼ぎにはならなかったでしょうが。
Ahadi ni deni
約束は借りごと
約束というのは、そもそも破られるためにあるとかいうけれど、東アフリカではどうだろう???
例えば、よく言われる「時間にルーズ」というのを考えてみると、約束を破るとか、いわゆるドタキャンとは違って、必ず来るんですよね。
ただ、時間がかなり経過してから来る。
こういうのって、約束を守ったというのか、破ったというのか。ヽ(~~~ )ノ ハテ?
昔、交通手段がなかった頃なら、逆に文句を言いやすいんじゃないかなと思いませんか?
だって、歩いてくるんだから、所要時間を考慮して家を出ろって言える。
でも今は、バスやマタトゥ、或いは車で来るから言い訳しやすい、されやすい。
交通渋滞に引っかかったといえば良いんですものね。